病院入院物語

更新日:2014/10/24



○突然の交通事故

私が中学2年時のことです。部活からの帰り道、薄暗い道路の中でかなりのスピードを出して車がこちらに曲がってきました。私は突撃してきた車を慌てて避けようとしましたが、避け切れずに足がボディに接触、車はそのまま逃走しました。私はその後にやってきた友人に呼んでもらった救急車で病院まで運ばれました。



○病院に駆けつけてきた母

サイレンの鳴る救急車の中、私は思いの他冷静で、グラグラになっていた足も救急用具で固定され、痛みもほとんど感じていませんでした。そこ以外は特に目だった外傷が無かったためかもしれません。やがて病院内へガラガラと入れられ、そこには既に病院へ来ていた母がいました。後から聞いたのですが、友人が病院と一緒に母へも連絡をしてくれていたようです。母の顔を見た途端、母の悲しそうな顔を見た途端、私はそこで初めて母に凄く心配を駆けたことを理解し、検査室へ運ばれながらも母に泣きながら謝り続けていました。



○検査の結果

検査の結果は、右足の内側の骨と外側の骨の両骨折、そこ以外は特に外傷は無く、全治2ヶ月とのことでした。ただ、一度骨をまっすぐにする必要があるらしく、足首に横からワイヤーを貫通→ワイヤーに重しを垂らして骨をまっすぐにする→まっすぐになったら骨をボルトで固定するための手術、という治療経過になるという説明を受けました。正直やたら怖そうな単語の羅列に逃げ出してしまいたくなりましたが、これも治療のためだと自分を奮い立たせてワイヤー処置を受けることになりました。



○悪夢のワイヤー処置

ちょっと痛いのが苦手な方はこの先は読まないで欲しいのですが、ワイヤー処置に関してはもう二度と受けたくないです。足にワイヤーを通すためにまず穴を開ける必要があったのです。麻酔を注射された後、私の足首に横からドリルで穴が開けられました。正直麻酔されててもかなり痛いです。骨折した時はそんなに痛く無かったのにこんなのって無いよって感じです。その後ワイヤーを通され、私は文字通り足をベットに固定されることとなりました。



○固定された入院生活

足首にワイヤーが通され、そのワイヤーがベットに固定され重しまで付けられているので、当然私はベッドから動けないどころか、寝返り一つ打てない状態です。当然トイレもその場にいながら、管付きの尿瓶と特殊なおまるで済ませます。その後の手術も怖いですが、それ以上に手術をしない限りベッドから一歩も動けない生活というのは中々に苦痛でした。



○手術と睡眠薬

手術の前日、私は恐くて仕方なかったので当日は吸引タイプの睡眠薬をお願いしていました。 そのおかげか、私が眠っている間に手術は終わっていました。ただ、尿道に管が入ってるわ足は痛いわで、身体も凄くだるく術後丸一日ほどベッドから動けませんでした。



○リハビリと退院

術後すぐに車椅子の許可が出て、私はようやく括り付けの生活から逃れることが出来ました。やがてリハビリも始まり、最初はマッサージされるだけで激痛だったのですが、ある程度回復してきた頃には足も柔らかくなってきて、そこからすぐに松葉杖の許可を貰えました。その後のレントゲンの結果もよく、最終的に予定より早く退院することが出来ました。